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年度始め

 

『追い込み』という題の投稿から4カ月。

なんとかかんとか師走まで辿り着きました。

8月9月は今年度の祭礼品漆塗りご依頼分の仕上げ・お納め、10月は屋台蔵廻り延べ130余台と祭り現場帯同。
11月は地元播磨國総社の姫路まつりや、ボランティア活動(イベント参画・行事遂行)、お待ち頂いていた案件で終わりました。

職場では年内にお納めの仏壇修理(お洗濯)を粛々と進めておりました。

いま現在、有難いことに令和6年の祭礼関連の漆塗りのご依頼も少しずつ頂いておりまして、順次お預かりから作業に入って行っています。

 

さて、職人の仕事は99%陰の仕事です。施主様のハレのために、仏壇も屋台も心を込めて黙々と作業を続ける毎日です。
先日参加させて頂いた姫路お城まつりは大工棟梁や彫刻師など職人有志での協力でしたが、きっと皆その部分は通底しています。我々のブースでのごあいさつのパネルに、そんな気持ちを表させて頂きました。

 

 

 

祭りの仕事で言うと、この時期が年度始め。

施主様の一年後のハレの舞台のために。また気を引き締めて裏方仕事に精一杯尽力して参ります。

「今年」も宜しくお願い致します。

 

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