私信

潮かき

 

うちは播磨國総社の氏子です。
正式には射楯兵主(いたてひょうず)神社と言います。

 

氏子エリアは広く、小学校校区で言うと確か6、7校区分あります。うちの船場小学校校区だけで1,000軒はありそうですので、とても大きなものです。

その秋祭りは霜月祭とか姫路祭りと呼ばれます。期間は毎年11月13〜16日のなんと4日間。

わたしは3年前からPTAの役員をしている関係もあり、結構がっつり関わらせて貰っています。

 

祭りと言えば潮かきから始まりますが、これも今年で4回目。

ことしは暖かいとはいえ、11月の朝。


(お目汚し失礼致します。)

白浜の海は遠浅で、しばしの距離を沖に向かう間に徐々に喫水が上がり、少しずつ少しずつ慣れさせていくんですが、さいご肩まで入る瞬間は気合です。

入ってしまえば妙なテンションと非日常で、毎回ついつい年甲斐もなくはしゃいでしまいます。

 

上がったあとは直会(なおらい)。

これぞザ・昭和の風情の海の家で日本酒を頂きます。これもまた良い雰囲気なんですよ。禊も済んでますから身も軽く(?)、程良く酔いが回り上機嫌です。

仕事柄もありますが、最近は特に『変わらないもの』の魅力にときめきます。

 

最終日、16日には神輿巡幸。

屋台はないので派手さはありませんが、ささやかな賑わいを持ちながら、又この一年に感謝を致しました。

 

少子高齢化・核家族化が言われて久しいですが、時代に合った最適化をしつつ、芯にある祭りのなんたるかの部分はいつまでも受け継いでいきたいものです。

 

追伸、ことしは初めて猿田彦もさせて頂きました。

巡幸が終わったあと、一緒に記念撮影を、との子供たちの列が出来て、あー有名人って素で日々こんな感じなんかぁ、と面白かったです(笑)。