魚吹八幡宮西土井屋台

 昨年、平成13年の祭りが終わってすぐ搬入しました。大工は川村工務店、金物は川村商店、彫刻は青山の井上準司師です。
    

 高欄・泥台・泥台の升組・蛙股などの彫刻等々はヒノキ、脇棒受けの彫刻・井筒はケヤキです。
    



  
 勾欄・泥台がヒノキのため黒漆としました。勾欄は黒蝋色、泥台は普通に黒いだけではなくシボ模様をつけて塗っています。

突き出た木口も変化をつけるため朱塗りとしました。




  
  高欄の真下、獅子が並ぶ横棒には若狭塗り風の変塗りです。
写真は模様を研ぎ出しているところです。見えにくいですが上半分に色が出てきているのが見えますでしょうか?




  
 蛙股彫刻の下の板は朱塗り。 右写真:四本柱は梨地漆蝋色塗り



 組み立てです。
    
 左:泥台にまず脇棒受けをつけているところ。泥台の脚の四隅の面は金箔が光ります。前述の木口の朱赤が見えます。
 中:斗組・蛙股の乗る板。
 右:どんどん組んでいきます。升組の向う板は蝋色の上に金箔。
 
    
 屋根の斗組。 右写真:垂木の金物はすでに打ってあります。

 
 平成14年5月3日(金曜日)納入の朝です。

        


      幣額と露盤

  高欄・腰組・泥台。四隅の獅子と脇棒受けは摺りあげ




       ←西土井屋台蔵のまえです。
        感謝状までいただきました。




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