英賀神社 城南町屋台

 英賀神社秋季例祭は毎年10月17・18両日に行われます。
その氏子である城南町の屋台の作業の一部です。


  露盤彫刻の塗箔(ぬりはく)です。

漆の塗られた彫刻。この上に金箔を押していきます。
龍の顔に彩色(さいしき)。
 金箔を押し終わってから枝をにかわでつけていきます。


斗組(ますぐみ)の箔押し。小升(こます)は48個。ひとつずつ押していきます。
 組まれる前の斗組。
 各部品を組んでいきます。




   

  組みあがり屋根本体に組み付け。

















 天井の裏板。まだつやはありません。
 蝋色(ろいろ)の途中。徐々に、映りこむほどひかります。
格子を仮止めし見える部分にけがき線を入れる。そして箔押し。




  天井部分の完成写真。外側の茶色い四角部分が井筒(いづつ)です。
  下の写真が組まれる前の井筒。↓


          








屋根の垂木(たるき)部分の箔押し。正確には垂木そのものではなく垂木の底の部分。
押す部分の幅にあわせてあらかじめ金箔を切り出しておきます。





 箔押しが終了。黒い垂木の部分には金物がつきます。




















金物も付き完成。紋木(もんぎ:紋をつけるための木)もついています。井筒は通常透き漆を塗ってケヤキの木目を生かします。



  
  幣額(へいがく)。



 納める日の最後の写真です。
 晴れた日にお預かりした屋台は納める日も晴れ。逆に雨の日にきたものは納める日も雨。
おかしなものでほとんどがそうなります。

   



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