TOPページでご紹介したとおり
本日妻鹿屋台の入魂式が行われました。
別件で屋台蔵の出発ちには間に合いませんで
わたしは宮手前で合流しました。
聞けば御蔵まえも立錐の余地がなかったそうです。
妻鹿町の皆さま心よりお喜び申し上げます。
思い起こせば17年前、
まだ大学生だったわたしは初めてハシゴもちとして
塗師である父の後ろを付いて歩きました。
平成3年、前屋台の新調の年。
その強烈な印象、
練り・太鼓の響き・胴付き・大名行列のような人波・時折の怒号は
わたしのなかでの「祭り」の原風景として焼きついています。
きょう、輝く白木屋台を見上げすこし思いが巡りました。
別ページにてすこし画像を載せています。 こちら
道すがら多くの方にHP見てんで、
とお声をかけていただきました。
お若い方も人生の大先輩の方にも。
そんなとき過去しばしば書いたあほな話の類いは
もう削除してしまおうか迷うほどで、
その一方、脱線記事のほうがおもろいとの声もお聞きし
気持ちは複雑です。
とはいえ当サイトは
当店やわたしを知っていただきたいとの趣旨なので
これからも恥を撒き散らす覚悟です。
不愉快なこともあるかもしれませんがどうぞそのときは流してくださいませ。
店には夜、ふたたびNHKの皆さんが来られ、
さくじつの幣額の完成映像を納めたいとのことでした。
お聞きしている、件の番組の内容は、
姫路の「絶景」、「味」、「宝」の三つをテーマにして
「宝」の部分で姫路の祭りを採り上げるとのことで
当店はそのほんの少しのパートのようです。
取材がきた、と自惚れることなく
施主様、村の方々に少しでも喜んでいただけるもの造りができるよう今回のようなことは励みのひとつとし
また日常生活にもどり、日常作業に打ち込み、
精進してまいります。
本年新調西蒲田屋台の、
今月はじめに急遽お預かりした幣額漆塗り作業も順調に進んでおります。
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